1月 4日(金) 箱根駅伝、久しぶりに感動しました。
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2013/01/04 9:03
今日の花は、クロッカス、花言葉は「信頼」「青春の喜び」(黄)「私を信じて」「切望」(紫)「愛したことを後悔する」だそうです。
ご覧のとおり「往路を26年ぶりに制した日体大が、30年ぶり10度目の総合優勝」を果たしました。今の3年、4年生は私が居た時に推薦で入学した学生ですので、つい応援に力が入りました。
往路5区の服部選手だけが区間賞ですが、他の選手たちが安定して走っていたのはコンディションづくりに成功したということでしょうか。別府監督も10数年前にスポーツ局の特別嘱託待遇で西脇工業の渡辺名監督の直弟子として引き抜かれて採用したものです。途中いろいろ言われたこともありましたが、よく辞めずにがんばったと思います。
この勝利に奢らず、これからも謙虚にチームづくりに励んでほしいものです。私が勤めはじめた頃は5連覇という絶頂期でしたが、それからは落ちる一方でした。同世代のO監督が居て選手と合宿所で起居を共にするという熱の入れよう、しかも高校生を勧誘するのに先輩教師に土下座したまま「もういい、頭を上げろ」と言われるまで頭を上げなかったという逸話の持ち主でもありました。
今の時代にはそういう大時代がかかったことは通用しないでしょうが、その代わりに合宿環境やさまざまな待遇などが勧誘の条件になっているはずです。そりゃそうでしょうこの正月2日間だけでなく数か月間のテレビ、マスコミに露出する度合いは格別です。広告費に換算するとたいへんなものです。新興私立大学だけでなく老舗大学もなりふり構わない選手争奪戦が繰り広げられているからです。
入学金・授業料免除は当たり前(!?)、合宿所諸費用もOBあるいは後援会の支援で無料とも(日体大はそこまではいきませんが)。箱根駅伝は関東地区だけでなく今や全国区でしかも読売新聞・日本テレビ系列だけではなく各局、新聞も格別な扱いです。学生スポーツのイベントでは異常なほどの高視聴率、異常人気です。「ドラマ」仕立てでこれからもあれでもかこれでもかと、番組が続くはずです。選手たちが溺れないように周りの指導者たちがしっかりとガードする必要がありますね。